インプラントというと、奥歯に1本みたいなイメージが強いかもしれません。

でも、インプラントは1本だけでなく複数本の歯でも対応できます。

複数の歯をインプラントにしたい場合、患者さんの口腔内の状態や骨の量、欠損している歯の位置や数などにより、将来的なリスクも考えた最適な治療計画を練る必要があるため、より専門的な知識とスキルが必要になります。

ここでは少し事例をご紹介しながら、いろんな選択肢があることを見ていただこうと思います。

3本の歯をインプラントにする場合

例えば、隣接する歯が3本ない場合の治療を考えて見ます。

この場合、一般的にはインプラントを2本使って連結させた人工歯をブリッジにするという方法があります。

この方法は一般的なブリッジとは違って、健康な歯を削る必要がないので既存の歯に優しく耐久性にも優れた方法といえます。

ただし、ブリッジであるため、歯の位置やあごの骨などの条件によっては支えのない真ん中の歯が壊れやすいリスクがある場合も考えられます。

その場合は、3本すべてを1本ずつ単独のインプラントにする方法もあります。

すべてをインプラントにした方が強度が保たれて安心かもしれませんが、これだと全体の治療費が高くなってしまい、予算の面で難しいという患者さんもいらっしゃいます。

そんなときは、もう一つの選択肢として、2本は連結させて1本を単独のインプラントにするということも可能です。

実際には患者さんの口腔内の条件によって選択肢が限られてしまうケースもありますが、このようにインプラント治療は患者さんそれぞれのお口にあったオーダーメイドで個別に治療計画を立てていきます。

すべての歯をインプラントにする場合

今度は全ての歯をインプラントにするというケースで考えてみましょう。

インプラントは、歯が一本も残っていなかったとしても治療可能です。

この場合よく使われる方法は、あごに4本や6本といったインプラントを土台として埋め込み、その上から連結された義歯を固定するという方法です。

上のイラストはすべての歯を4カ所で固定しているので「オールオン4」と呼ばれます。

この方法であれば、入れ歯とは違ってインプラントが歯を固定しているので、しっかりと噛むことができますし、インプラントによってあごの骨が刺激されて、骨が痩せてしまうというリスクも抑えてくれます。

ただし、この治療法は歯が1本も残っていない場合の治療法なので、1本でも歯が残っている場合はできません。

オールオン4の場合はインプラントを完全に固定する方法でしたが、他にも、インプラントを使いながら入れ歯のように脱着も可能な「インプラントオーバーデンチャー」という治療法もあります。

通常の入れ歯とは違ってインプラントの土台にマグネットなどで義歯を固定できるためガタツキや違和感を感じにくいというのがメリットです。

ただし、純粋なインプラントに比べると噛む力は弱い傾向にあります。

このようにインプラントと一口に言っても、患者さんのお口の状態やご意向により、いろんな選択肢が用意されています。

お一人お一人すべてオーダーメイドな治療です。

実際、自分にはどんな選択肢があるのか、お話だけでも聞いてみたいという方は、ご相談だけでも結構ですのでまずはお気軽にご連絡ください。

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